膵臓がんの特徴

すい臓がんの特徴
すい臓には生命のエネルギーであるブドウ糖を有効に活用するためのホルモンを分泌するための内分泌腺と、栄養素の消化に欠かせない消化酵素を分泌する外分分泌腺があります。
この外分泌腺から出る消化液を十二指腸に排出する時に使う管のすい管が悪性化するすい管細胞がんがすい臓がんで最も多いといわれています。

なぜすい臓がんになるのか?すい臓がんの発生は
1動物性脂肪が多い食事や高たんぱく食で、緑黄色野菜が少ない食事の習慣をもっている
2コーヒー、アルコールの摂取
3喫煙
4遺伝性の慢性膵炎を患っている
5ホルモン、糖尿病
などが関係あるといわれています。
原因ははっきりとはわかっていませんが、すい臓がんは世界的に増加傾向のあるがんです。
過去の20年間で3〜4倍にも増えたといわれており男性の方が女性よりも2倍近く発生しています。
年齢的には中年の50〜60歳が多いようですが30歳でわずらうことがあります。
日本では胃がん、肺がん、肝臓がん、子宮がん、直腸がんの次に多いといわれています。
1年間に日本人の1%近くが発病し、そのうちの1割の人は死んでしまいます。
このように高い死亡率には原因があります。
それは発見されるまでの症状の出現が非常に遅いからです。
また早期の発見も難しく、発生早期のだんかいから隣接する臓器への移動する傾向があり、発見時にそれを治療することが難しいことが原因となっています。

膵臓がんの症状

すい臓がんの症状
おもに次のような症状が現れます。
1食欲の低下
2お腹がおもぐるしい
3からだがだるい
といった症状がはっきりとしないものです。

また、尿量が増えたり、のどがすぐ乾いたり、水をがぶのみする、疲れやすいといった糖尿病の症状が急に現れることがあります。
すでに糖尿病である人は血糖のコントロールが難しくなります。

すい臓がんといっても進行していく場所にはいくつか種類があります。

膵頭部がん これは早期から胆管に浸潤するため胆汁の流出に影響をきたします。
そのため皮膚の色や眼球が黄色く見える黄疸が現れたり、胆汁の成分によって皮膚へのかゆみが生じてきます。
黄疸が見られる場合は便が白くなります。
尿は赤褐色に変化してきます。

膵体尾部がん
 初期にほとんど症状が見られないのがこのがんの特徴です。
しかしみぞおちや背中に痛みが表れる場合もあります。
これは胆管から離れているため黄疸が見られるのが遅くなります。

膵臓がんに伴って進行する症状


 まず消化、吸収に障害が出てきます。
具体的には吐き気、嘔吐(おうと)、便秘などが起こり食欲が低下します。
その結果食事の摂取量が減退して体重が減ってくるでしょう。
さらに症状が進行してくると貧血をおこします。
また、さらに進行してくると痛みが我慢できなくなり、ねむれなくなって睡眠不足となります。

すい臓がんの発見について
膵臓は尿や血液の検査によって膵液に含まれるアミラーゼなどの消化酵素に含まれる程度の増減で異常の有無がわかります。
さらに超音波検査、CTスキャン、内視鏡的逆行性膵管胆管造影をやり、がんの有無を調べることができます。
血管造影によってがんの広がりと切除などから判断して発見することもできます。
このような技術の開発からかなり小さいサイズのがんでも発見することが可能になりました。

膵全摘後の生活

膵臓をとるとインスリンという成分が分泌されなくなるため何とかそれを補う必要があります。
そのため自分でインスリンを注射して補給しなくてはならなくなります。
インスリンの注射については詳しく医師の説明がなされると思います
また全部注射したら消毒用のアルコール綿を針の刺し口に当ててすばやく針を抜いてください。
綿をしばらく指し口に当てて軽く抑えます。
注射器はキャップをしてから決めた場所に戻してください。
あと、インスリンの注射液は温度が1〜15度くらいの冷蔵庫で保存するのが最適です。
ただし、温度が下がる凍結してしまいそうなったら使用することはできません。また有効期限もありますのでそれには注意してください。

インスリンの過剰投与によって血糖値が下がると空腹感、吐き気、あくび、脱力感などがおこります。
また重度の低血糖では昏睡に陥って死んでしまうことがあります。
意識が回復しても中枢神経に後遺症を残したり人格が壊れてしまう可能性があります。
よって低血糖を安易に考えてはいけないのですが、適切な対処をしないといけないのでそれを注意してください。

対処としてはまず急激に過度な運動はしない、食事のとり方に注意をするなぢ日常生活を大切にすることです
また氷砂糖やあめをたべましょう。
ひどいようなら主治医に相談しないといけません。

膵全摘出後にしなければならないこと

膵臓全摘の後には消化酵素の不足を補うため消化酵素剤が処方されるためこれをのんでください。
食事はできるだけ好みに合わせてください。
また積極的に食べてエネルギーを補給すると共にビタミン・ミネラル・野菜スープをどんどん食べてください。
低血圧の予防
・食事はゆっくりよくかんで食べる
・1日4食、朝、昼、晩、就寝前にとる
・栄養に偏りが無いように気をつける。
・食欲が無い時は医師に連絡して通院する。
・空腹時は激しい運動は避ける。

血糖値の基準
 90〜70 まだ安心できるレベル 自分で糖分を取ればいい。
 50    要注意        医者にすぐに行かなければならない。
 30    危険         精神に異常が起こる。他人の助けが必要となる。